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2023年2月24日(金)
岸本知事・坂本龍馬と陸奥宗光の顕彰イベント和歌山開催に期待
和歌山放送
明治維新の立役者となった坂本龍馬(さかもと・りょうま)と、和歌山出身の元外務大臣・陸奥宗光(むつ・むねみつ)を顕彰するイベントが、来年(2024年)初めて和歌山県で開かれることについて、岸本周平(きしもと・しゅうへい)知事は「多くの人に来てもらうことで、龍馬の遺志を受け継いだ紀州の偉人・陸奥宗光(むつ・むねみつ)の功績も知ってもらえる」と期待を込めました。 これは、きょう(24日)開かれた2月定例県議会で、改新クラブの片桐章浩(かたぎり・あきひろ)議員の一般質問に、岸本知事が答弁したものです。 このイベントは、坂本龍馬の功績を顕彰している一般社団法人「全国龍馬社中」が1989年から全国各地で開いているものです。 龍馬の死後、彼の遺志を継いだ和歌山出身の元外務大臣・陸奥宗光が、明治27年・1894年に、当時のアメリカやオランダ、ロシアなど15カ国と結ばされた不平等条約を改正してから来年で130年を迎えることから、和歌山の龍馬顕彰グループ「紀州 宗光龍馬会(むねみつりょうまかい)」の誘致で、来年「第36回龍馬World in 和歌山」として開かれることになったものです。 片桐議員から見解を求められた岸本知事は「陸奥は日本の外交史上、不滅の名を残す人物で、生前、龍馬から遺志を受け継ぐ者として高く評価されていたし、衆議院和歌山1区の初代代議士でもあり、仰ぎ見る郷土の偉大な先輩だ。イベントの詳細な内容はまだ承知していないが、多くの人が和歌山を訪れることで、龍馬と陸奥の功績を知ってもらえる」と期待を込めました。