【懇談会】
朝一番から懇談会を実施しました。前向きに事業計画を立てている経営者でも、地方においての資金繰りは困難な状態です。地元での資金調達は困難なため、先日、東京に赴いたそうです。和歌山県発の事業計画をきちんと説明したところ支援してくれることになったのです。一地方の課題ではなく、どこの地域発であっても全国に好影響を及ぼす事業であれば支援体制を整えてくれる東京の懐の深さに感心しました。
和歌山県下の経済環境は良くありませんが、今日、懇談した経営者は事業を進めることのできる体制が整い明るさが見受けられました。
【議会前】
平成20年12月県議会定例会を控えて、皆さんのところをお邪魔して意見交換をさせていただきました。今日の訪問活動は本当に「良かったなぁ」と実感できるものでした。やはり議会活動の基本は皆さんとの意見交換にあると確信しました。お忙しい中、突然の訪問にも関わりませず、応対していただいた皆様方に心から感謝しています。
Tさん。活動報告書を持参させていただきました。先月10月、Tさんから皆さんに活動内容を伝えたいので議会報告書を持って来て下さいと依頼を受けていたのですが、忙しさを理由に今日まで訪ねていなかったのです。一か月も期間が空いたのですが、訪問を歓迎してくれていることが分かりました。一緒に活動することを楽しみにしてくれていた気持ちも知らないで、本当に申し訳ないことをしたと思っています。是非とも連携を図って地域が元気になる活動を実施することを話し合いました。
Kさん。ご挨拶にお伺いしたところ驚くべき結末が待っていました。今朝、転倒してお亡くなりになっていたのです。信じられない思いでいっぱいです。いつも訪問した時には、歓迎してくれて政治論議をさせていただいていました。今日もそのつもりで伺ったのですが、全く違った再会になってしまい後悔しています。もう少し頻繁に訪問していたら、最後に一度だけでもお話が出来たのにと思っています。
ただ今日、訪問しなければお亡くなりになったことを知らないまま過ぎていたかもしれませんから、Kさんは天国から「一度訪ねて来いよ」と導いてくれていたような気がしています。再び、議論を交わすことはありませんが、より良い和歌山市作りのため天国から力を貸して欲しいと願っています。
Oさん。県の緊急経済対策について説明させていただきました。緊急経済対策として約30億円の補正予算が平成20年12月県議会に提案される予定です。和歌山県が元気になるためには公共事業は必要なので、大歓迎であることを話してくれました。締めるばかりではなく必要な公共投資はすべきです。ケインジアンの考え方を今の時代、復活させるべきだと思っています。
Tさん。津秦天満宮の宮司さんには大変お忙しい中、応対していただき感謝申し上げます。貴志川線の課題、地元病院のあり方について、そして和歌山市の文化支援についてなどの話し合いを行いました。珍しい牛の石造やニレの木、小梅日記の作者の作品なども拝見いたしました。
そして有難いことに新年の絵馬もいただきました。来年は丑年ですから、私にとって縁起が良いものだと思っています。宮司さんの話から、来年は飛躍の予感を感じています。
皆さんの下を訪ねさせていただいき懇談の機会を得られたことに心から感謝しています。ありがとうございました。
【公共施設】
県が保有している公共施設のあり方について話し合いました。収益性や集客が見込まれない施設、所謂箱モノは廃止して、民間に払い下げることが行財政改革に資することを話し合いました。
ところが総論賛成なのですが、実務レベルになって行くと簡単に物事は進まないものなのです。私達の前に横たわっている壁の高さを感じますが、そこを突破することでこの先の姿が見え始めます。
行政財産の見直しは損や得ではなく、地域にとって、ここに暮らし社会活動を行っている私達にとって好ましいことか否かが判断材料となります。
【訪問】
市内のF先生を訪ねました。先日、大規模な講演会を実施した後でしたから、大変お忙しくされていました。先般の約一時間の講演に際しても、その話すネタを集めるためには、講演をする時間の数倍以上の時間と労力を費やしているのです。それは誰にとっても同じことだと思います。講演会では自分が実践していないことを話しても、聞きに来てくれた人の心に響くことはありません。自らの正義感に基づいた体験や行動を話しすることが、良い講演になるのです。ですから仕事や社会貢献活動の中の出来事の話をすると良いと思います。それは間違いなく一人だけの体験であり、他人が体験していない出来事に違いないからです。仮に朝、新聞で報道されている内容を夜の講演会で話したとしても、又聞きに過ぎませんから感動を呼ぶことはできません。
自分の考えと体験を話すからこそ講演は素晴らしいのです。F先生と話していて、そんなことを思いました。
【訪問その2】
お世話になっている市内の美容室を訪ねました。ところがいつもと様子が違いました。それは普段はお客さんで賑わっているのに、今日はお客さんがいなくて美容品の営業の方がいただけだったからです。何度も訪問していますが、お客さんがいないのは初めてのことでした。
経営者は「今の経済状況は今でと全く違う」と話してくれました。お客さんが減少していても、お客さんが他の店に移っている感覚はないと言います。恐らく、美容室に行く回数を減らしていると思います。バブルの時代もクリアしてきた経験を持ちますが、バブルの後遺症の時代よりも、今の方が経済環境は格段に良くないそうです。「得体の知れないものが存在している」ような感じがあり、社会に閉塞感が漂っているそうです。
このような状態が発生したのは、今年の9月位からだそうです。丁度、リーマンブラザーズが破綻して世界経済の失速が現実のものになった頃からなのです。何度も書いていますが、和歌山県の経済であっても世界経済と直結していることを思い知らされる結果です。
私達の行動は世界に直結していることを実感します。
ところで経営者として今の閉塞感の漂う経済環境の脱出する予感は、「今のところ全くない」そうです。
数字や調査結果と違って、これが和歌山市内の事業所達の現実だと思います。経済活動や消費活動は現場で行われているものです。直接意見を伺う機会はやはり大切です。それは数字や調査結果を第三者に話しても机上の感覚から脱するものではありませんが、現場の方との意見交換は、話し相手として自分の体験として消化できます。今度は自分の言葉として誰かに伝えることができるから迫力が違うのです。
霞が関の考え方と地方経済は違うと言われることがあります。地方都市に置き換えると県庁や市役所で思っていることと事業所現場で起きていることは違うのです。管理部門に上がってくる数字から政策を判断しては現実への対応となりません。現場の皆さんの意見を聞いて、そこに対応するような施策構築の必要性を感じました。
【訪問その3】
市内の某自治会長を訪ねました。もう政府や地方自治体には期待していないと話してくれました。いまや政府に対しての不信感が極まっているようです。長年この国で生きていて、人生の集大成の時期にこのような仕返しをされるとは思ってもいなかったと話してくれました。
しかしこれらの言葉は笑顔で話してくれたように元気いっぱいです。早寝早起きで健康を維持していますし、日々これ感謝、一日一生を心掛けて仕事をしています。会長のところを何時訪問しても歓迎してくれますし、いつも教えられることが多いので楽しみにしています。
【議会報告会】
夕方から議会報告会を実施しました。お仕事でお疲れの中、約40人が参加してくれました。ありがとうございます。内容を簡単に掲載します。
平成20年12月県議会定例会が来週から始まります。今回は経済対策議会とも言えるもので、補正予算30億円の提案が予定されています。年度内予算ですから即効性があり年度内で仕上げられる公共工事は道路工事になります。和歌山県内の経済事情を考えると補正予算によって公共事業を拡大し、資金を地域に回す必要があります。小さな政府からの転換の姿になりますが、現在、公共事業は絶対に必要です。現状を打破しなければ、地域は壊滅状態になってしまい、その後に行財政改革で地方自治体が立ち直ったとしても、民間の力が絶えていたら地域力はなくなるからです。
先のお金も大切ですし、将来のお金も大切です。その価値を天秤で量り今を乗り切ることがより将来につながると考えたら、今の投資を惜しむべきではありません。
また今月29日に
紀州レンジャーズの監督を発表します。新監督は和歌山市出身の藤田平さんに決定しました。プロ野球で2,000本安打を放ち、阪神タイガースの監督経験もある郷土の誇りです。プロ野球監督経験者に紀州レンジャーズの監督に就任していただくとで、活動に弾みがつくものと考えています。スポーツで和歌山県の盛り上げを図りたいので、地元から盛り上げて欲しいと思います。ありがとうございました。
【松本恵昌さん】

(講演していただいた松本恵昌さんと) |
夕方から勉強会として報恩時の松本恵昌さんに来ていただき「現在を生きる」をテーマに約1時間、話をしていただきました。宝石のような教えが散りばめられていた時間をいただきました。濃い内容でしたから全てを記すことはできませんが、以下、いくつかの点について私の感想を述べることにします。いずれも私見ですから、考え方におかしな点があったとしても全て私の責任です。 |
・信じる心
童子は疑いを知らないで信じる心を持っているのに大人になると、疑いの心で物事を見るようになってしまうことがあります。松本さんの子どもが幼い頃、近くにあった養鶏場で鶏の卵をいただいたそうです。ある日養鶏場のおばさんが「温めるとひよこが生まれるよ」と言ったそうです。自宅に戻って直ぐにコタツに入り、それから三日間卵を胸に抱えて温めていたそうです。この事例は、疑いのない素晴らしい行動だと思います。
大人になってから、人の言うことを信じて本気で行動を起こすことはどれ程あるのでしょうか。大人になって失うものがありますが、「信じる心」もそのひとつかも知れません。
でも人を信じることで何かが生まれることもあります。私達は信じることで次の行動に移せますが、疑っていると怖くて次の行動を起こすことはできません。不信感は行動につながりませんが、信じることが次の行動につながります。
見えないものを信じることの大切さを信じられないのであれば、幼い頃の出来事を思い出すと良いのです。そこでは何も疑わないで、一心に遊んでいた自分に出会う筈です。小さい頃の自分が信じて行動していたのですから、信じることをもう一度取り戻すことができる筈です。何故なら、大人になった自分は、あの頃よりも賢くなっているに違いないからです。
・この時間
松本さんの講演は時間にしてわずか一時間でした。人生の中の一時間ですから一瞬です。しかも初対面の人が大半で、講演会が終わった後に会うことのない人も大半だと思います。
そう思うとたいした時間ではないと思えます。しかし、人と人とのご縁はそんなものではありません。人生における2008年11月27日の午後6時から7時までの松本さんのお話を聞くことのできる一時間は、たった一度きりのものです。後にも先にもありませんから、とても貴重な一時間なのです。
そして三世の考え方を持って講演会に挑むと、心構えは違ったものになります。三世とは過去、現在、未来の三つの世界を指し、三つの世界はつながっていて何かの縁で結ばれていると言うものです。この一時間を大切にすることが未来に影響を与えてくれます。時間を大切にするとは、一時間の話の中で何か自分の糧になるものを掴もうとする気持ちを持つことです。今まで自分の中になかった考え方や価値観を持ち得たなら、それはこの一時間を大切にしたことになり、未来の自分の考え方と行動に変化をもたらしてくれます。
過去も同じです。過去の出来事は変えることはできませんが、自分の考え方が変わることでその出来事の意味は違ったものになります。過去のある時点に不幸な出来事かあったとして、それを後悔して一歩を踏み出せなった人が、不幸な出来事を克服したことに対して自信を持つことで、その出来事があつたから今があると思えるようになります。出来事の意味を変えたら今も、これから先も変わっていくのです。
この時間は一瞬かも知れませんが、三世と関わっていると思うと真剣味と心構えは違ってきます。
・食べること
私達は食べることで人としての身体を維持しています。食べるとは人間以外の動植物の生命をいただいていることです。魚やお肉、野菜や果物は全て生きていたもの達です。
そんな大切な生命の塊である食べ物ですが、その生命を犠牲にしてはいけせん。生命を犠牲にするとは、食べた私達のその後の行いが正しくないことに向かうことを指します。人の道を外れた行いをするようでは、何のために私達のために動植物が生命を差し出してくれたのか分かりません。
動植物たちは私達が正義の道を歩くことを願って、大切な生命を食として差し出してくれているのです。
私が明日、社会的正義になるような行動を起こしたら、動植物の生命を供養することになります。もしそうでなければ、動植物の生命は犠牲になってしまうのです。同じ食する行為でも人の行動によって供養と犠牲に分かれます。食の結果を犠牲にしてはならないのです。生命を供養する気持ちで食事の後に行動したいものです。
・反省
反省とは自分の姿を鏡に映しだすようにして見ることを言います。結果を以ってあれこれ言うことが反省ではありません。現実のものとなった結果は他人責任ではなくて全て自分にあるのです。ですから反省とは自分の姿を見つめ直す行為なのです。
そして鏡に映した自分に悩むことがあった場合、そこから前に一歩踏み出すことが大切です。反省して一歩踏み出すことが結果から学ぶことになります。
・寸心
人は大いなる展望と向上心を持つ必要があります。なれないと思うとそこに到達できませんし、なれると思うと少なくとも今よりはその位置に近づくことが出来ます。展望を持つと現状とのかい離に心を悩ませることがあります。展望を持たなければ悩みはありませんから、悩むことは向上心の現れなのです。全ての人は悩みを抱えていると思いますから、それは全ての人が向上心を持っているとも言えます。ただ克服する方法が分からないだけです。
そんな時は心を少し開いてみると困難を乗り越えられる道が開きます。困難は人に相談することは出来ても、誰も肩代わりしてくれません。自分で乗り越える以外に困難から逃れる方法はないのです。祈りの継続は願いに昇華してくれます。
・神様、仏様
困った時には神様、仏様とお祈りすることがあります。普段は神仏を信仰していなくても神様、仏様になりますから心とは不思議なものです。ところが困った時の神頼みは通用しないのです。
困った時に神様、仏様に助けてもらうためには、普段の人としての努力が必要です。試験を受けた時に解答が分からない場合、「神様、仏様」にお願いしても解答は頭に浮かんでこないのです。何故なら、全く勉強していない分野の問題に解答しようとしても、思い出す知識は何もないからです。
神様、仏様が助けてくれるのは、勉強して覚えたけれども試験の時に忘れてしまっている場合です。記憶していたものが忘れていた場合、「神様、仏様」にお願いすると思いだすことがあるのです。これは努力をして一度は覚えていた知識なので思い出させてくれるのです。
まず努力して知識を頭に入れておく。そして困った時に忘れている知識を思い出させてくれるようにお願いするのが正しいお願いのやり方です。努力している人の下に神様、仏様は訪れてくれます。
【懇談会】
夜は飲食団体の懇談会に参加しました。理事長は就任して以来、延べ一週間をかけて新宮や田辺、橋本などの支部を巡回してきたそうです。これも直接の現場を訪問し組織構成員の方と意見交換したことで現場が抱えている問題点の本質が分かったと言います。
そしてお互いの顔を知らない状態で電話によって情報交換するよりも、一度は顔を合わせておいた方が後の仕事が容易になります。理事長は現場を大切にすることを方針に掲げています。やはり現場第一主義。現場を訪ねることから活動の全てが始まります。